昔はLANケーブルを接続しなければ利用することができなかったインターネットですが、ケーブルなしでも利用できるWi-Fiによって普及していきました。
そもそもWi-FiというのはLANケーブルを使わずに、ネットワークを構成しながら通信をパソコンなどが行えるようにする規格です。
相互接続やインターネットに接続しますが、中継となるワイヤレス機器と送受信できるように設置していきます。
この機器にLANケーブルを接続して、パソコンなどに備わっている通信機能を介して利用します。
最大のメリットはケーブルがいらないという点で、家庭内で敷くことがなくなりました。
どうしても自宅内でケーブルを敷こうとすると這い回ってしまったり、ケーブルを別の部屋にドアなどの影響で設置できないという不便さがありました。
しかしWi-Fiによってケーブルを使わなくてもインターネットにつながるように電波を機器から送受信できるようになったので、
より自宅でインターネットを気軽に活用できるようになりました。
そこで携帯電話などで使われている通信方法と、どう違うかわからない人も多いです。
近年Wi-Fiだけでなく、スマートフォンなどで使われている5GやLTEといった用語も見ることができます。
5Gなどは電波によって通信を行いますが、ケーブルは一切必要ありません。
また通信範囲も非常に広く、アンテナが各地に点在しています。
ただし契約プランによっては通信制限がかかってしまうこともあるので、移動時に活用できる通信方法です。
一方Wi-Fiはそれぞれ接続できる範囲が限られており、範囲外になると圏外となり繋がらなくなります。
各地にアンテナやWi-Fiルータが設置されているわけではないので、接続は自宅内など限られた範囲となってしまいます。
しかし通信に関して料金がその都度かかるわけでなく、通信制限も気にせず活用することができます。
Wi-Fiは他にもメリットがあり、色々な機器で便利に活用することができます。
パソコンやタブレットではインターネットを使う際には必須となっており、自宅の中でケーブルを使わずに活用することができます。
家電でも利用できるのもメリットの一つで、昨今テレビなどがインターネット接続できるようになりました。
また料理関連の家電である電子レンジや室内のエアコンや照明などにも活用できます。
ゲーム機はオンライン接続ができるので、世界各国のプレーヤーとゲームを楽しむ際に利用することができます。
Wi-Fiは様々なメリットがある一方で、デメリットもあるということを忘れてはなりません。
最初にLANケーブルをつなげたルータを用意しなければならないので、その場所や通信ができるようにプロバイダ契約や工事を行わなければなりません。
また場所によっては接続が不安定になってしまうので、接続が急に切れてしまうこともあります。
Wi-Fi規格も細かくなっているため、時には該当しないルータを選んでしまったと口コミなどで掲載しているケースもあります。
家電量販店などで売られているWi-Fiルータをみると、規格が分かれていることがあります。
該当する電波でなければパソコンなどを接続することができないため、Wi-Fiルータの通信方法などを事前に調べておきましょう。
しかしWi-Fiの通信方式が一致していれば、メーカーが異なっていても相互接続ができるようになっています。
また大半はWi-Fi規格を一通りクリアしているので、利用する機器と比較しながら判断するといいでしょう。
そして価格帯は数千円からWi-Fiルータは提供されていますが、対象の範囲なども理解しておかなければなりません。
障害物でWi-Fiの電波が全く通らないというケースもあるので、購入時に失敗しないように情報を集めておきましょう。
